« 2012年11月 | トップページ | 2013年1月 »

2012年12月

沈黙の火


 

真っ暗な部屋の中

電気ストーブの管だけが

音もせず

ぼうっと赤く眩しく

浮かび上がっていた


寒さに心も体もイチコロ

まちるだです。


一日その光景が頭を支配して

ひどくぼーっとした日
 

口をつぐめばつぐむほど

沈黙を守れば守るほど

赤い火はより一層

激しく耀きそうで


わたしは

言葉を頭に浮かんでくる端から

火を燃やす燃料にするかのように

外に出さずに

飲み込んでいた。


Cocolog_oekaki_2012_12_27_22_37


もう少し


口にする前に


瞼を閉じれば


わたしの願いが


赤い火が


静かに燃えている

| | コメント (0) | トラックバック (0)

消えないで

カリカリでないカリカリ梅なんて


ふにゃふにゃのスポンジのような林檎なんて


許せません!!


しゃきしゃきせい!!カリカリせい!!



まちるだです。


やっとカリカリしたのを食べられた。




こう小さい頃は


この一瞬が終われば消えちゃうんだろうななんて


色々なことに思ったものですが


小生意気に


所詮はそんなものだろうな。みたいに思っているところも


ありましたが


きらきらと冷たい


長い長い川を遡って遡っていけば


もう昔から今という未来は


水の底にあったことに気が付くのだろう。



そしてその上を


今日も水が流れていく。




消えてもいないし変わってもいない


変わっていく変わっていくというが


表の皮を一枚はがせば


何にも変わっていないことがたくさんあるんだと


その上に乗っかっているんだと言う


浮遊感すら覚える。



毎日がパラドクスの海に浮いている


と思うと触れるものや会う人々が


ものすごい内容量が膨大に感じて


いきなりすごく大きく見えてきだす。



今が全部を包んでるんじゃなく


今も全部くるまれていた


誰が大風呂敷敷いた?



Cocolog_oekaki_2012_12_22_21_57



それは


ただ消えてほしくないという


願いが大きくなってるだけのことかもしれない。


あなたもわたしにも




寒さのせいかやたらと眠いよ



ふにゃふにゃなのはわたしだ。




ただ消えないで消えないで



繰り返しそれだけを願う。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

霧雨の湯

見上げると

一面に

何層にも薄く白いもやが広がった

空が近かった。


山の中の冷たい空気に

鳥の声がちょこちょこ聞こえて

とても静かで

眼をつぶればすぐにでも

天に吸い込まれていきそうだった。



って言うのは嘘で


昨日なので


選挙カーの声も下からいっぱい聞こえてきました


ちぇっ。


ちょっと天空気分に浸らせてくれよ。



まちるだの湯。


どんな効力があるでしょう。




霧雨の日のホテルの露天風呂に入った。


ほとんど降っていなかったし

なんといって人がいなくて

貸切状態。

気持ちがよかったー。

自分の伸ばした手足が、

あたたまって

血のめぐっている肌が、

昨日塗った赤いペディキュアが
 
湯に

透けて見えて楽しかった。



頭の中が白くぼうっと霞む

まだ残ってる

あの白い空


帰り道に

一瞬で車を包んだ

一面の霧の海


窓から横を見ても真っ白

前の車がライトでかろうじて

見えるぐらいで

びっくりした。


その朦朧とした白さが

思考を休ませてくれて

妙な落ち着きが

生まれてくるみたいだった。


車の中は終始音楽がかかっていて

熱く語る人達がいて

面白かった。




それが秋のミスチルコピーバンドの

打ち上げってやつです。

最終的に

お褒めいただき

超嬉しい。


シンセサイザー音選び

新しい勉強に結構悩まされ

ライブが終わってもなんだか

終わった気がせず

でも昨日の打ち上げで

やっと終わった感じになれた。



やっぱ打ち上げって区切りをつけるために

大事なのね。


ミスチルは宇宙だ宇宙だと思って音作りしたら

スペイシーだって言われるのね。

やっぱり。


ファンテリュージョンみたいって

一人楽しく音作りをしたら

やっぱり空気が違うって怒られて

カットされたりね。



すぐ出ちゃうのね。



なんだで面白かった。



ミスチル愛は足りないかもしれないが

新しいことへの情熱はあったつもりだ。


いやはや。

昨夜はいい酒が飲めた。

それでよし!

Cocolog_oekaki_2012_12_16_18_33

どんなスピードで進んでも


遅いかな遅いかなと思っても


もう取り残されてしまうのかなと思っても


ふと周りを見れば


一回転しちゃった人と目があったり


後ろからもまだ人が来ていたり


案外と一人ではなかったりするのかもしれない

| | コメント (0) | トラックバック (0)

真冬のチューリップ

空からあなたの歩いた道を眺め


線を描いてみたとき


あなたの言いたかったことが


やっとわかった気がした。




誰も地図なんかもっとりゃせんよ。



なんかるんるんしてるんまちるだんですん。


大好きなおうたをつくる人が


バンドでなくなって


また一人で歌っていて


気が付けば二人になっていて


気が付けば三人になっていて


なんとまあ


昨日は5人もいるバンドになっていた。


その華やぎと


明るいパワーに


なんだかものすごく感動してしまったし


心がパチクリ


眼から鱗が羽根になる。



近頃あまり見に行っていなかったし


なんだかわたしもぼんやりと


その人の行先を見ていて


こう、線を描けず


ぼんやりとした点と点の記憶だったのが


いきなり


線がくっきりつながって


島みたいに浮き上がっていて


さらにその上で


望遠鏡で次に進む島をもう探してるような



いやはや。かっこいい。




と何故思うのか。


その人のつくるバンドは


わたしがバンドだああ!と感動するところを


掴んでくる。


そのポイントについて


何度も考えるがいまだにはっきりわからない。



Cocolog_oekaki_2012_12_10_21_25


こう強い意志や目的をもって


歩けば


言葉ではなく


行動自体が地図やメッセージになるなってのを


なんだか感じることが多いな。


ってゆう感動をまた言葉でどーにかってのが


またもどかしく面白いんですよ。



真冬にチューリップが咲いたような


なんか心地いい心地だな。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

脱皮。



ゆうらりゆうらりてうてわらう


ゆうらりゆうらりてうてうたう


まちるだです。



ほんとは何もすごくないのに


ハッタリかまして


どかどか歩いて


すっころんで


踏みつぶされて


はいはいしながら


人にたすけてもらって


やっとこさたどりついたくせに


恩も忘れ


寝転んで空を眺め


手をたたき


素晴らしい人生だと


満足そうに笑っている。




Cocolog_oekaki_2012_12_06_22_52


銀紫に光るうろこが


一枚一枚剥がれてゆく


中から虹色の皮膚が


姿を現して


新しくなった生き物は


深い海の底から


自分の体についていたはずの鱗が


ブルーの中に散らばって


きらきら光りながら水面に昇ってゆく様子に見とれた。




ふと我に返れば



僕は一体何になってしまったのだろう?




大事な鱗がなくなってしまったよ。




ここでは誰も答えてくれるものはなし。



| | コメント (0) | トラックバック (0)

前哨戦






戦え。女よ。



でも戦ってるそぶりを見せちゃいけない。


そこが大変。女業。



時間いっぱい!!


まちがっても。


まちがっても。


もう止まれない。


まちるだです。



YUKIちゃんのDVDが出たよ。


戦い続ける様に


もうもう。


かっこよくて涙がでるわ


戦う女だわー。




花は自分の育て方を


自分自身で知っていて


決して間違わないから


すごいわよね。




 

そんな言葉に感心するより


ゾッとする。



人間は間違え続けて


間違え続けて


死ぬまで死んだって


答え合わせもできないのにね。



決して間違わないなんて


そんなの本当なのかしら?


間違いを犯す花はないのかしら?


何かおかしな話だわ。




Cocolog_oekaki_2012_12_05_22_13



間違えだと思っても


後で後悔はするだろうと思っても


それでもやらなければいけないこと


進むためにはやらなければいけなかったこと




人は一歩前に出て転んだ馬鹿を笑うけど


でもその人が転ばなければ


後に進む方法もわからないもんで




で。大河ドラマ平清盛に


感動してるんだよねー。


| | コメント (2) | トラックバック (0)

必殺。仕事人。



否応なく席は空く


君の番は来る。


君はどうする?

君はどうする?



ねえ。怖くないか?


ひとつの場所に長くいるってことは


ひとつひとつ得ることも見ることができるかもしれないが


ひとつひとつ失うのも


すべてを見つめるということ


それらを実感していくということだ。




ねえ。君は怖くないか?



怖くないよ。

僕ははじめから何も得てはいないから


そう君は笑うのかい?



Cocolog_oekaki_2012_12_04_23_28

そんなことを考えている暇はない?

次は何色でいく?


どんな服でいく?


どんな顔をつくる?


誰に会いに行く?


伝えたいことはあったかしら?


その携帯は誰のもの?


ほんとにそれあなたのもの?


どこまでがあなたのもの?


どうして彼は彼女は消えていった?


それが時のいたずら?




地面を埋める銀杏の葉が満開


顔をあげればわざとらしいイルミネイションが並ぶ


冬の彩りに眼がチカチカ。


寒くてマフラーに顔をうずめる


ポケットに手を入れればいつも何かに指先が当たる


それがいらない昨日というものかもしれない


ごみ箱はどこだよ。


肝心な時に見当たらねー。


わたしの名を呼ぶ声達はもう聞こえない。



だから今度はわたしが呼べってんだろ。

温い惰性って素晴らしいな。




申し遅れました。



わたくしがまちるだです。



いらっしゃいませ。


| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2012年11月 | トップページ | 2013年1月 »